【内容別】お風呂・浴室リフォームの価格帯・工事期間
最も人気のあるユニットバス(システムバス)の交換や、タイル張りの在来工法の浴室リフォームなどの費用・工事期間の目安は、それぞれ以下の通りです。
工事内容 | 費用相場 | 工期 |
---|---|---|
ユニットバス全体交換 | 50~150万円 | 4日前後 |
在来浴室からユニットバス | 65~150万円 | 1週間前後 |
在来浴室から在来浴室 | 50~200万円 | 2週間~1ヶ月 |
浴室の拡張・移動・増築 | 75~250万円 | 拡張:1週間~1ヶ月 |
移動・増築:2週間~1ヶ月 |
なお、ハイグレードのユニットバスを設置する際や、断熱工事・シロアリ対策も同時に行う場合、浴室の移動・拡張・増設などで給排水・ガスの工事も必要になる時などには、費用が高額になる可能性があります。
予算が不安な方は見積もりの際に業者に確認しておくとよいでしょう。
50万円未満の浴室工事の例
ちなみに浴室のリフォームの中でも、以下のような小規模な工事(壁材・天井材などの張り替え、ドアの交換、給湯器の交換など)であれば、50万円未満で実施可能です。
工事内容 | 費用相場 | 工期 |
---|---|---|
手すり設置 | 3~5万円 | 1時間 |
ドア交換 | 5~16万円 | 1日 |
内装(壁・天井・床)全体 | 10~30万円 | 1~2日 |
浴槽の交換 | 10~55万円 | 1日 |
給湯器の交換 | 10~38.5万円 | 2時間~1日 |
なお「床だけ張り替え」「浴槽のみ交換」などの部分的な工事を別々のタイミングで行うと、ユニットバスを全体的に交換するよりもかえって割高になってしまう可能性があります。
築10年以上であれば、バスルーム全体をリフォームしたほうが効率的かもしれませんので、検討してみることをおすすめします。
【在来工法・ユニットバス・ハーフユニットバスの違い】
浴室の種類は大きく分けると「在来工法」「ユニットバス」「ハーフユニットバス」の3パターンがあります。「在来工法」とは、昔ながらの浴室の工法で、一般的な部屋に防水加工を施し、その上にコンクリートやタイルでお風呂場を作っているものです。 「ユニットバス」とは、浴槽や壁・天井・床などのパーツを工場で作り、施工現場で組み立てるバスルームです。 この在来工法とユニットバスを組み合わせたものが「ハーフユニットバス」です。 |
浴室リフォーム見積書の内訳金額の目安は?
ユニットバスを交換・設置する際のリフォームでは、具体的には下記のような材料費や作業費がかかります。
項目 | 目安料金 |
---|---|
ユニットバス製品 | 25〜120万円 (※グレードによる。 低・中グレードなら〜50万円、 高グレードでも〜80万円くらいが一般的) |
既設ユニットバスor在来浴室の解体・撤去 | 3〜13万円 |
仮設工事(搬入出・養生など) | 1〜3万円 |
基礎工事・土間打設 | 2〜7万円 |
給排水・配管工事 | 3〜10万円 |
電気工事 | 3〜6万円 |
新規ユニットバス組み立て工事 | 8〜10万円 |
入り口ドア・袖壁などの修復工事 | 4.5〜10万円 |
補修費(必要な場合) | 2〜15万円 |
産廃処分 | 1.5〜3万円 |
諸経費・管理費など | 5〜8万円前後(工事費の5〜15%程度) |
※別途、消費税がかかる可能性あり
※オプション追加、シロアリ工事などの費用は別途発生
浴室周辺の形状や、劣化具合などによっても、費用は変動してきます。